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一等航空整備士:細やかな仕事に厚い信頼、そして絶対的な正確さ…

JAC一等航空整備士 西村 美菜子さん

西村 美菜子さん
日本エアコミューター(霧島市)

飛行機が行き交う空港の駐機場。担当する機体が到着するや否や、外側から素早く点検を始める。乗客が降りたら運航乗務員や客室乗務員へ機体の調子などを確認し、機内の点検へ。すべての確認を終えたら“飛んでよし”のOKサインを出す。

次の目的地へ向けて出発するまでの時間でたくさんの確認事項を行わなければならない。1日に担当するのは平均して4~5機。常にスピードと正確さが求められる。

巨大な飛行機の細やかな仕事

多くの離島路線を抱える国内有数規模の鹿児島空港。この地に本社を構える日本エアコミューター(JAC)で、航空整備士となり10年目を迎えた。

航空整備士の仕事は大きく2つに分かれる。ドックと呼ばれる格納庫で大がかりな整備を行う「ドック整備」と、空港内の駐機場で飛行前後に整備・点検を行う「ライン整備」。入社後、研修を経てドック整備に配属、現在はライン整備の担当に。

航空整備士の七つ道具

航空整備士の“七つ道具”

点検はエンジンやプロペラ、タイヤなど大きなものから、操縦室内にある多数の計器類、機内の座席回りや収納棚、トイレなど細部にわたる。

整備士というとエンジンなど内部の機械的なものだけをイメージしがちだが、機内の蛍光灯や酸素マスクの交換なども整備士の仕事という。シートのしみや汚れなども見逃さない、細やかな仕事ぶりに信頼は厚い。

命を預かる重責、徹底した姿勢

高校時代、何か手に職を付けたいと模索していたとき、子どものころから好きだった航空関係の仕事を知った。そこで岐阜県の航空専門学校へ進学、在学中に国家資格の二等航空整備士を取得し、JACに入社した。

約110人の整備スタッフのうち女性は5人。力仕事で油まみれになる日もある。雨の日も強風が吹いても、外で素手で作業することもある。それでも「職場の仲間に恵まれていて、力になってくれる。辞めたいと思ったのは試験勉強のときだけ」と笑う。一等航空整備士の国家試験のことだ。この資格がなければ整備の確認主任者としてOKサインを出せない。航空整備士としてキャリアを重ねるためには必要なものだ。

たくさんの命を預かる飛行機。その整備となると、絶対的な正確さを要する重責だ。ほんの少しでも気になることがあると徹底して点検する。それでも飛び立った飛行機が無事到着するまで気が抜けないという。

JACが整備受託契約を結んでいる他社の整備に駆り出されることもある。会社を超えて互いに助け合うのだ。「北海道出張が一番楽しい。風景も食べ物も最高」。

4月から最新鋭ターボプロップ機「ATR42-600型機」が就航

プライベートでも旅好きで、年に1度の海外旅行が「仕事のモチベーション」。移動中の機内では「つい細かいパーツを見てしまう」と楽しそうに語る笑顔に、仕事への情熱と誇りが見えた。

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西村 美菜子(にしむら みなこ)さん
プロフィール

枕崎市生まれ。県立枕崎高校卒業後、岐阜県の中日本航空専門学校の航空整備科で3年間学ぶ。在学時、二等航空整備士の国家試験に合格して資格を取得。2007年、日本エアコミューター入社。

今これに夢中です
「旅行」

この数年、年に1回は海外旅行をしています。専門学校時代の友人が住んでいるニュージーランドを訪れたのがきっかけ。デンマーク、フィンランド、台湾など何か国か訪れましたが、ドイツの景色が一番印象的でした。まだまだ行きたいところがたくさん!

最新鋭ターボプロップ機「ATR42-600型機」関連情報!!

2017年4月26日(予定)に、JACの新たな翼・最新鋭ターボプロップ機「ATR42-600型機」が鹿児島⇔屋久島便、鹿児島⇔沖永良部便に就航します。

最新鋭機については、下の記事をクリック!!
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日本エアコミューター(JAC)の新たな翼・ATR42-600型機、4月26日屋久島へ✈


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