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志布志市志布志 | 海産物・畜産物を活かしたご当地丼がウマい!! 春にはお釈迦祭りも…

丼や和華の「背白ちりめん三昧丼」

丼や和華の「背白ちりめん三昧丼」

丼や 和華

女将の田浦久子さんが切り盛りする店。「背白ちりめん三昧丼」には、白いご飯が見えないくらいにびっしりと埋め尽くすちりめんじゃこに感動(=写真上)! 女将は「せっかくおいしいちりめんなんだから、たっぷり入れないとね」とサービス精神旺盛だ。

もうひとつの人気メニュー「天然鱧(はも)入志布志湾三昧丼」(1,000円)は、ごはんの上にちりめんじゃこ、ウニ、鱧の天ぷらがのる、これまたぜいたくな一品だ。

萬來

「全国ご当地どんぶり選手権」で準グランプリを受賞したのがこちら「“志布志発”かごしま黒豚三昧」。選手権会場では、他の丼がご飯に用意していた食材を盛付けるだけだったことに対して、客の目の前で炊き上がったご飯に具材を混ぜ、角煮をあぶり、玉子焼きを焼いて提供したという。

萬來の「“志布志発”かごしま黒豚三昧」

“志布志発”かごしま黒豚三昧

嗅覚へのアプローチと、パフォーマンスも準グランプリの要因だったのでは、と担当者は振り返る。店内にはさつまいもを使ったお菓子や角煮まんじゅうなどの持ち帰り商品も充実しているので、おみやげを買いに立ち寄るのもおすすめ。

志布志湾特産・ちりめんじゃこ

釜揚げちりめんとちりめんじゃこ

志布志湾の恵み、釜揚げちりめんとちりめんじゃこ

志布志湾名物・釜あげの背白ちりめん

名物・釜あげの背白ちりめん

「あったかいご飯にしょうゆを少しかけて食べるのがたまらない―」と、ちりめんじゃこの味わいを絶賛するのは、志布志市観光特産品協会の今別府健一さん。

港湾通り

志布志市特産品販売所「港湾通り」

「ちりめんじゃこ」と「シラス」の違いを尋ねると、「東日本ではシラス、西日本ではちりめんと呼ぶようです」と教えてくれた。

真っ白な背白ちりめんは高級とされ、市場価格も高め。生臭さや苦みがなく、海水の塩味がほどよい。しょうゆをつけるのももったいないくらいに味わい深い。

お釈迦まつり

メイン会場の「宝満寺公園」にある宝満寺は、安産にご利益があるといわれ県内外から多くの参拝客が訪れるスポット。奈良時代の創建と伝わるが、明治時代の「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」により一度は破壊。明治19年に再建された。

毎年5組の夫婦が参加する華やかなシャンシャン馬の行列は、「母がシャンシャン馬に乗ったから私も」という志布志市に縁のある花嫁に人気。参加者は事前の募集で抽選で選ばれる。

また、会場は「釈迦が生まれたときに色とりどりの花が咲いた」と伝わるイメージを再現するため、ユリ、カーネーション、ヒマワリなどの鮮やかな花で彩られる。

ゴールデンウイークはにぎわう町へ出かけてみませんか。

甘茶かけ

無病息災を願う「甘茶かけ」

 

ここから、ゆる旅スケッチの世界をお楽しみください。

釈迦の誕生祝い、幸せ願う

「甘茶かけ」イラスト

無病息災を願う伝統行事「甘茶かけ」/イラスト:張 佐和子

かつて港町として栄えた志布志市志布志町に、江戸時代から続く祭りがある。仏教を開いた釈迦(しゃか)の誕生を祝う「お釈迦まつり」だ。

花嫁が馬に乗り、花婿が手綱をひくシャンシャン馬の行列がある4月29日の本祭が有名だが、4月24日から5月6日の期間、アジサイ科の植物の葉を乾燥させて煎じた「甘茶」を、木杓を使って釈迦の像に歳の数かけ無病息災を願う「甘茶かけ」も大切なイベントのひとつ。色とりどりの花に彩られるメイン会場の宝満寺公園で誰でも参加できる。

イベントを管理する市観光特産品協会の高木優さんは志布志町の出身。「幼いころから『甘茶かけをしないとおいしいものを食べられないよ』と親に言われ、毎年参加してきた」と言うほど、地元の人には欠かせない伝統行事だ。歳を重ねるほどに甘茶をかけるのが大変なのでは…と心配すると「大丈夫です。1回で10歳分の大きい木杓があります」。

28日の前夜祭は宝満寺公園に続く宝満橋や金剛寺の石段に、地元の子どもたちが作った竹灯籠が並び幻想的な雰囲気に包まれる。ステージイベントもにぎわう前夜祭から参加して伝統的な祈願で幸運を招きたい。(鶴ヶ岡ますみ)

お釈迦まつり

  • 場所:宝満寺公園および志布志市街地
  • 問い合わせ:志布志市総合観光案内所
  • TEL:099-472-2224

ここでいっぷく
志布志湾の恵み。背白ちりめん

ちりめんイラスト

「背白ちりめん」をおみやげに

志布志湾の名物「背白ちりめん」は、ちりめんじゃこの背中が白く高級品とよばれる。

特産品販売所「港湾通り」で購入できる「釜あげちりめん」(378円)がおみやげに人気で、苦みが少なく天然の塩味がほど良い。その日の漁獲によって生も出回るが「すぐに売り切れます」と市観光特産品協会の今別府健一さん。出合えたらラッキーだ。

今すぐ食べたい!という人は「丼や和華」へ。

「背白ちりめん三昧丼」(1,000円)は、ごはんの上を釜揚げのちりめんじゃこ、かき揚げ、きんぴらゴボウがびっしり埋めつくす。一つの丼に使うちりめんじゃこは100グラムほど。

特製のだしをたっぷりかけていただこう。

背白ちりめん三昧丼

背白ちりめん三昧丼

志布志市特産品販売所「港湾通り」

  • 志布志市志布志町志布志3-24-1
     サンポートしぶしアピア内
  • TEL:099-472-1616
  • 営/10:00~18:00
  • 休/1月1日~2日
志布志市志布志町志布志3-24-1

丼や 和華

  • 志布志市志布志町志布志2-1-14
  • TEL:099-472-2607
  • 営/11:00~14:00、18:00~21:00
  • 休/月曜
志布志市志布志町志布志2-1-14

見つけた!
“志布志発”かごしま黒豚三昧

“志布志発”かごしま黒豚三昧

“志布志発”かごしま黒豚三昧

毎年1月に東京ドームで開催される「全国ご当地どんぶり選手権」で2年連続、準グランプリを受賞した丼がある。萬來(ばんらい)の「“志布志発”かごしま黒豚三昧」(880円)だ。

「最後の1粒までおいしく」と、黒豚の角煮のたれで炊いたごはんに黒豚のひき肉とゴボウを混ぜ、その上に黒豚の角煮2枚、あぶった角煮2枚、角煮入りの卵焼き、煮卵がのる。

見ても食べても黒豚がど~んと迫る一品。旅客船「さんふらわあ」で訪れた人がわざわざ足を運ぶほど評判が広がっている。

萬來

  • 志布志市志布志町安楽4623-5
  • TEL:099-472-3835
  • 営/11:00~14:00
  • 休/日曜・祝日
志布志市志布志町安楽4623-5

 

南日本新聞志布志支局長
児美川 勝(44)のおすすめ

志布志市のおすすめポイント

志布志は、昔から港を中心に栄えたまちです。お釈迦まつりの主会場となる宝満寺公園周辺をはじめ、武家屋敷群、大慈寺など、歴史を感じさせるスポットが目立ちます。ちりめんやハモなど特産品を生かしたご当地丼の取り組みも盛んなので、グルメも楽しみに訪れてみては。

志布志市データ
  • 人口:32,346人(2017年2月現在)
  • 面積:290.01km2

2006年、志布志、松山、有明の3町が合併。


志布志市のココがスゴい!

「志」の文字が多い地名ゆえに、「志布志市役所志布志支所」(旧志布志町役場)の住所は「志布志市志布志町志布志」。「志」と「し」があふれる。

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