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小児歯科専門医:子どもたちの成長にやりがい感じる

小児歯科専門医・長谷川大子

長谷川 大子さん
はせがわこども歯科院長(鹿児島市)

待合室には木製のテーブルとイスが並び、大きな窓から明るい日が差し込む。ピンクがかわいらしい診療室も温かみがあり、歯医者さんに抱きがちな「怖い」「痛そう」というイメージは全くない。「歯医者らしくない雰囲気にしたかった」と、親子がリラックスして治療にのぞめるように居心地良い空間を作り上げている。

小児歯科専門として高度な知識と技術

開業のきっかけは次女の小学校入学。それまで20年近く大学病院に勤め、臨床経験を積み重ねるなどして小児歯科専門医の資格を取得した。さらに専門医志望者を指導する立場の専門医指導医の認定も受けた。仕事は多忙を極め、帰宅が遅くなることもしばしば。娘たちと過ごす時間は減り、学校行事参加も難しい。仕事と家庭の両立を考えて出した答えが「自宅開業」だった。

小柄なのにパワフルで柔和な語り口は、頼りになる“院長先生”。でも「治療を受ける子どもにとって私は唯一の敵。他のスタッフはみんな味方なんです」と意味深長な笑みを浮かべる。「注意すべきところは時にしかってでも指導し、頑張ってできたときはしっかり褒める。メリハリが大事」と、小児の発達心理や行動学に基づいた専門ならではの診療を行う。

もともと子どもが好きで、子どもに関わる仕事がしたくて小児専門の道へ。「歯科治療を通して、できなかったことを乗り越えてくれる子どもたちの成長を見られるのが楽しい」とやりがいを感じる日々。「娘からも『楽しそうに仕事をしている。私もお母さんみたいになりたい』と言われてうれしかった」と、今度は母の顔で穏やかにほほ笑んだ。

大人の歯をきれいに生えさせるために

鹿児島県の12歳児の虫歯本数は一人平均1・3本と全国ワースト5位(平成28年度学校保健統計調査)。「いつでもどこでもお菓子が食べられる環境をつくらないこと」「糖分の多いジュースやスポーツドリンクを水代りにしては駄目」と習慣の見直しをアドバイスする。

歯科通いは虫歯になってからと思いがちだが、「健全な永久歯形成のためにも、乳歯が生え始めたらずっと診てもらえる“かかりつけ歯科医”を見つけてほしい」と予防の大切さを真摯(しんし)に訴える。

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長谷川 大子(はせがわ・ひろこ)さん
プロフィール

1994年長崎大学歯学部卒業後、鹿児島大学歯学部小児歯科学講座(現・鹿児島大学大学院歯学総合研究科小児歯科学分野)入局。2008年から5年間、小児歯科外来医長を務めた。13年「はせがわこども歯科」開業。13歳と10歳の2女を育てる。

今これに夢中です
「お弁当作り」

長女が4月から中学生になり、毎朝のお弁当作りが始まりました。早くて簡単、見栄えの良いお弁当を、雑誌などを参考にして作っています。娘に好評だったのが、トマトとブロッコリーのチーズ焼き。電子レンジで簡単に、彩り良くできました!

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