
新タマネギと鶏肉のソテー/[料理撮影]石川 美香
肉から出た脂で焼くのがポイント!
生で食べることが多い新タマネギですが、私はオーブンでローストして肉料理の付け合わせにするのも好きです。今回は手軽に、フライパンで作る方法を紹介します。
鶏肉から出た脂で焼くので肉のうま味が加わり、新タマネギの甘みととろりとした食感が楽しめます。

門倉多仁亜の旬を食べるレシピ
- ~材料~
-
- 新タマネギ:2個
- 塩・こしょう:適量
- バルサミコ酢:小さじ1~2
- 鶏もも肉:1枚
- ローズマリー:1枝
- ニンニク:1片
- オリーブ油:大さじ1
- サヤエンドウ:適量
- ~作り方~
-
- ちぎったローズマリーの葉とニンニクをみじん切りにする。
- 鶏肉に塩・こしょうを振り、①とオリーブ油をもみ込み15分以上置く。
- フライパンを熱して、②を皮目から焼く。重みのある小さい鍋などを鶏肉に載せて焼くと均一に焼ける。色良く焼けたら裏返し、中まで火が通ったら鶏肉をいったん取り上げる。肉から出た脂はそのままにしておく。
- タマネギは皮をむいてくし形に切り③のフライパンで焼く。きつね色に焼けたら裏返して火を通し、塩・こしょうを振る。サヤエンドウは筋を取って、ゆでておく。
- ③を食べやすい大きさに切って皿に盛り、④を添えてバルサミコ酢をかける。
教えてくれた人
料理研究家
門倉多仁亜(かどくら たにあ)さん

ドイツ人の母、日本人の父の間に1966年、神戸で生まれる。父親の転勤に伴い、幼少期は日本、ドイツ、アメリカで過ごす。国際基督教大学卒業後、東京のドイツ系証券会社に入社。鹿屋市出身の夫の留学先のロンドン在住時に、子供の頃から興味のあった料理と製菓を、料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ。
料理教室を開くほか、テレビや雑誌などでドイツのライフスタイル全般を紹介。2009年に夫の実家がある鹿屋市に家を建て、毎月、東京から帰省して鹿屋での暮らしを楽しんでいる。