フェリア倶楽部コンテンツFELIA! CLUB

この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENTS

旅・お出かけ
フェリアフェリア

西郷隆盛も参加した妙円寺詣りの目的地・伊集院方面を巡る | 西郷旅

妙円寺詣りの目的地・徳重神社

妙円寺詣りの目的地・徳重神社

島津義弘の徳を示す地、徳重神社

関ヶ原の戦いの敵中突破で知られる武将、島津義弘をしのぶ「妙円寺詣り」。現代も続く伝統行事に、若き日の西郷隆盛も参加したことが、大久保利通の日記に書かれている。

妙円寺詣りの歌の歌碑

妙円寺詣りの歌の歌碑。スピーカーから歌が流れ出す!!

妙円寺は、明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって廃寺、跡地に建てられたのが徳重神社で、毎年10月に行われる現代の「妙円寺詣り」は徳重神社と、神社の西側、歩いて3分ほどのところに再興された妙円寺[MAP]が目的地となっている。

妙円寺には、島津義弘公の位牌もある。

再興された「妙円寺」

再興された「妙円寺」


鳥居をくぐり右手にある手水舎(ちょうず)に進むと、さっそく島津家の家紋、十文字が目に入る。社殿、さい銭箱、灯籠などにも十文字があり(=トップ写真)、祭神が島津義弘であることを示している。

社殿に向かう階段を上ってすぐ左にある石灯籠をよく見ると、篤姫の実父・島津忠剛の名。

日置市観光協会の古川安代さんは「島津久光の青年時代の名、又次郎も記されています。義弘公の徳の高さが伝わりますね」。

建立は1836(天保7)年。歴史に名を残す武士をぐっと身近に感じることができる。

篤姫の実父・島津忠剛の名が刻まれた石灯籠

篤姫の実父・島津忠剛の名が刻まれた石灯籠

この石灯籠からさらに西に進むと、13の地蔵塔が並ぶ。

島津義弘の後を追って切腹した武士たちを供養するもので、塔の一つ一つに緑が生けられ、丁寧に手入れされているのが分かる。

13人の武士を供養する地蔵塔

島津義弘の後を追って切腹した13人の武士を供養する地蔵塔

訪れたのは受験シーズンの1月。境内には絵馬がずらりと並び、「合格祈願」の文字が目立つ。この場所で西郷も手を合わせ、人々の幸せを願ったに違いない。薩摩の二才(にせ)たちに、ご利益がありますように。

徳重神社

  • 日置市伊集院町徳重1787[MAP
  • TEL:099-272-3975

 

おいの本当の名前は、西郷隆永でごわす…

実は、西郷隆盛の名は父のものだとか。本名は「隆永(たかなが)」。同市の護国神社近くにある本田兄弟の墓は、西郷が建て、「隆永」の名で追悼文を刻んでいる。

ほか、伊集院郵便局近くの「永平橋」には、西郷が書いた文字が彫られていると伝わる記念碑もある。

西郷隆永の名で追悼文を刻んだ碑

西郷隆永の名を見ることができる

永平橋にある記念碑

西郷が書いた文字が彫られていると伝わる

 

日吉には赤山靱負が眠る…

伊集院から日吉に向かう。

日吉にある桂山寺跡には、島津斉興の後継をめぐって勃発した“お由羅騒動”で切腹した赤山靱負(あかやま・ゆきえ)の墓が、ひっそりとたたずむ。

切腹の際の血染めの衣が西郷に渡ったという。

大きな西郷に、大きな悲しみが襲った。

赤山靱負の墓

赤山靱負の墓

桂山寺跡

  • 日置市日吉町[MAP

詳細な場所など問い合わせは、日置市観光案内所=099-248-7380 へ。

 

今回のbreakスポットは…

ひおき西郷うどん/お食事処むかえ

日置市では「ひおき西郷うどん」を名物にしようと、市内の飲食店で

  1. 麺はうどん
  2. 県内産のだし
  3. さつま揚げ
  4. 甘味
  5. 愛情

の“五箇条”を満たす、各店オリジナルのうどんの提供を今年(2018年)1月からスタートした。

ひおき西郷うどん

お食事処むかえの「ひおき西郷うどん」

日置市観光協会の古川さんは「手打ち麺や、みそを使っただしなど、各店ごとに工夫を凝らしています。食べ比べも楽しんで」とアピールする。

うどんを食べられる店は、西郷のイラストが描かれたオレンジ色ののぼりが目印。こだわりのだしで、体を温めたい。

お食事処むかえ

  • 日置市伊集院町下谷口1986-6[MAP
  • TEL:099-272-2630
  • 営/11:30~14:30、18:00~21:30
  • 休/月曜

 

西郷旅ロゴよこ

今回の西郷旅MAP

西郷旅②日置市伊集院・徳重神社周辺地図

日置市伊集院・徳重神社周辺地図

 

明治維新150年関連ニュース

南日本新聞公式HP[373news.com]
明治維新150年特集

南日本新聞ホームページでは、明治維新150年関連のニュースはもちろん、南日本新聞で連載した「幕末新聞」や観光案内なども織り交ぜ、さまざまな「かごしま」をご紹介する特集がスタート!!

「鹿児島の偉人達」の像や関係する施設・スポット情報満載の『偉人マップ』には、付近のグルメ情報までも。

ほか、1867(慶応3)年の1年間を、当時の国内外の史料をもとに“新聞スタイル”で再構成した『幕末新聞』など、明治維新に関係する話題がてんこ盛り!!

下記リンクからどうぞ!!

こちらの記事もどうぞ

この記事のシリーズ Series of this article

西郷旅

明治維新150年の節目、あらためて知りたい西郷隆盛のこと。 フェリアライターが「ゆかりの地」を訪ねる、その名も『西郷旅』。始まりました。

記事一覧を見る