フェリア倶楽部コンテンツFELIA! CLUB

この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENTS

ライフスタイル
フェリアフェリア

眼科看護師/「眼科の奥深さ」に目覚め、専門性磨く

眼科看護師・花田千春さん

花田 千春さん
鹿児島宮田眼科(鹿児島市)

気付かないうちにじわじわと見えない部分が広がっていく目の病気、緑内障。40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障と推定され、日本人の中途失明原因疾患の第1位となっている。自覚症状が少ないため、気づいた時には進行していた、ということが多い。

緑内障の治療 早期発見がかぎ

そこで、緑内障についてもっと知ってもらおうと、3月の「世界緑内障週間」に合わせて鹿児島県眼科医会などは「ライトアップinグリーン」運動を予定している。「40歳を過ぎたら、定期的な検診を。パンフレットや製薬会社のホームページなどで気軽にセルフチェックもできますよ。緑内障イコール失明、と不安を持つ人は多いですが、早期に発見しきちんと点眼などの治療を続ければ、視力を保つことができます」と訴える。

大学を卒業してスイミングインストラクターとして働いていた頃、高齢者や更年期の女性の体調不良や子どものケガに向き合うことが多かった。医療関係の仕事に興味を持ち、たまたま求人のあった地元の眼科に応募、働きながら准看護師の免許を取得した。

より専門性を 学業と仕事両立

その頃50代だった実家の父が、「見えにくくなった」と勤めていた眼科を受診した。事前に眼鏡を作ってみたものの調子が悪かった。視野検査をしたところ、視野の欠け方の特徴から脳腫瘍が分かった。何とか事なきを得たのと同時に、脳疾患や糖尿病など全身性の病気と関わることがある「眼科の奥深さ」に目覚めた。

より多くの症例を勉強したい、と2年前から鹿児島宮田眼科に。そして「40歳の節目」の昨年、看護師資格の取得に向け、鹿児島中央看護専門学校の通信制に入学した。1本10枚以上になるレポート提出は月2回ペース。勤務、家事の後、時には子どもと並んで机に向かう。子どもらは「お母さんが大変そうだから」とご飯を炊いたり、お風呂掃除をしたりと進んで手伝ってくれる。

人間の身体の中では小さな感覚器である目。視覚から得る情報は大きいだけに、病になった時の本人や家族の不安は大きい。「さらに専門的に学び、病気の知識、治療の大切さを伝えながら、患者に寄り添いたい」と家族の協力を支えに、奮闘する日々だ。

set-CloseUp2

花田 千春(はなだ・ちはる)さん
プロフィール

薩摩川内市生まれ。1999年大学を卒業後、スイミングスクールのインストラクターに。23歳から眼科に勤務し、准看護師資格を取得。1男2女(現在小6、小3、年長)の子育てをしながら、眼科を中心にパート勤務など経て、2016年2月から鹿児島宮田眼科勤務。17年、鹿児島中央看護専門学校2年課程看護科入学。

今これに夢中です
「大久保利通」

大学は文学部でもともとは地理歴史の教諭を目指していました。今年はNHK大河ドラマ「西郷どん」が話題ですが、大久保利通びいきで卒論のテーマにしたほど。冷静沈着なところが魅力です。今の職場のすぐそばに銅像が立っているのも何かの縁を感じます。

ライトアップinグリーン運動

アミュプラザ鹿児島アミュラン(鹿児島市)と鹿児島宮田眼科(同)で3月12日(月)~17日(土)、緑内障のシンボルカラーの緑でライトアップを実施。

こちらの記事もどうぞ

この記事のシリーズ Series of this article

Close up

鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

記事一覧を見る