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焼酎蔵店長/100点満点の笑顔をモットーにお出迎えします

薩摩金山蔵・焼酎蔵店長 山田 麻友美さん

山田 麻友美さん
薩摩金山蔵(いちき串木野市)

世界でも有数の産金量を誇り、薩摩藩の財政を支え明治維新の原動力となったといわれる串木野金山。その跡地に「焼酎蔵薩摩金山蔵」がある。

2018年2月にリニューアルしたトロッコで、坑内を見学することができる。

世界でここだけ!! 坑道仕込みの焼酎

手掘りの跡も生々しい真っ暗なトンネルを700mガタゴト揺られ進んだ先に、何と焼酎の仕込み蔵と貯蔵庫がある。焼酎の香り漂う中、杜氏らが立ち働き、貯蔵用の大かめが並ぶ。坑道内は太陽の紫外線が一切入らず、一年中一定の温度・湿度で保たれているため、焼酎の熟成に適した環境なのだという。

伝統的な製法にこだわり、蔵独自のその名も「黄金麹」で仕込んだ焼酎は、自身一番のお気に入り。「甘い香りで飲みやすく、本当においしい。ロックやストレートでちびちびと楽しんでみて」と勧める。

金山蔵の店長に抜てきされたのは、26歳の時。以前は食事処で働き、接客の楽しさを実感していたが、売店を訪れる客は必ず買い物をするとは限らない。

「レジを打つだけが、接客ではない」と商品の特徴、知識を頭に入れ、要望に応えられるように心を配る。

おもてなし工夫。ファン増やしたい

金山や明治維新でも活躍した薩摩藩士が英国留学に旅立った地・羽島があるいちき串木野市。「地元育ちですが、あまりその歴史を意識したことはなかったんです」と打ち明ける。

ある時、職場体験に訪れた高校生が「自分の進みたい道が明確になった」と手紙をくれた。歴史の遺産と、今に息づく産業が融合した蔵―。愛着ある郷土で働く喜びを実感した。

トロッコに乗車し蔵を見学した客は、やはり反応が違う。「焼酎の背景にある歴史や価値を伝えて、金山蔵のファンになってくださるお客さんを増やしたい」と話す。

坑道内には、来蔵者のみが購入できる焼酎を熟成貯蔵する一角がある。「将来成人した子どもと飲みたい」「記念日のお祝いに」―。手書きラベルの瓶がずらりと並び、その日を待っている。

蔵が掲げるのは文字通り「唯一無二」の焼酎。「自分自身もそんな存在になれたら」と、モットーの「100点満点の笑顔」を欠かさず、訪れる人を出迎えている。

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薩摩金山蔵のトロッコ情報!!

薩摩金山蔵トロッコの新車両

トロッコの新車両

通算30年間走ったトロッコが引退して、2018年2月から新車両が登場。

  • 運行時刻/10:30、11:30、13:30、14:30の1日4便運行
  • 料金/中学生以上:720円、3~12歳まで:310円
  • 運休日/火曜

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山田 麻友美(やまだ・まゆみ)さん
プロフィール

いちき串木野市生まれ。2008年3月串木野高校卒業、同4月濵田酒造入社。食事処、売店、本社広報部門勤務など経て16年夏から同酒造グループの薩摩金山蔵店長。

今これに夢中です
「ランチめぐり」

食べることが好きで、口コミを頼りに薩摩川内市や鹿児島市まで、車でランチに出かけることが多いです。先日は、薩摩川内市の「麺屋めじろ」というラーメン屋に出かけました。月替わりのラーメンがあり、おいしかったです。

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