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裏千家茶道教室KANZA主宰/茶道と鹿児島を世界に発信!

裏千家茶道教室KANZA主宰・池田宗真さん

池田 宗真さん
裏千家茶道教室KANZA主宰(鹿児島市)

2014年から鹿児島市で茶道教室を主宰している。「興味はあるが敷居が高そう」と思う初心者でも、気軽に通える雰囲気づくりを心がけている。

「夜の時間帯は勤め帰りも多く『今日は疲れているのでお稽古は次回にし、お抹茶一服をいただきたい』という生徒もいる。人それぞれ道の求め方が違っていいはず」

釜をかけ、定められた作法で丁寧に献じられる一服。抹茶の鮮やかな色や香り、苦みと甘さが調和する味わいが、現代の疲れた心を癒やしてくれる。

教室名「KANZA(閑座)」は、「日常を離れ静かに座り、一わんに感謝する時間を大事にしてほしい」との願いを込めた。

京都で出会った日本文化の“総合芸術”

種子島の高校を卒業し、華道を志し京都へ。そこで縁あって茶道と出合い、改めて専門学校へ入り実技や座学を学んだ。

「茶事」と呼ばれる茶会は4時間かかる、おもてなしの集大成。和装で身を正し、掛け軸や茶器を選び、香を薫じ懐石料理も振舞う。来客は、床の間を飾る花の開き加減で時の経過と生命の尊さを知る。

「茶道は衣食住に関わる日本文化のすべてが束ねられた総合芸術。洗練された世界は魅力的で奥深く、学んで飽きることがない」

内弟子として研さんを重ねたのち、神戸の企業に就職。茶道講師として社員教育に関わり、国内外の賓客をもてなした。その後、両親の住む鹿児島へ戻った。

茶の産地鹿児島で世界への懸け橋に

現在は男子校の茶道部を指導し、若手育成の手応えを感じている。留学の経験を生かし「海外との懸け橋に」という思いも。

16年には日中文化交流プログラムとして中国人向け茶道体験を実施。17年には内閣府が主催する日米民間交流プログラム団員として、カリフォルニア州とテキサス州を巡り、現地大学でスピーチを行った。

「茶道のすばらしさは世代や言語を越え理解されると実感できた。鹿児島は茶の産地で、薩摩焼や錫器など茶器の文化もある。さまざまな活動に関わり、茶道と鹿児島を世界に発信する一助になりたい」。

夢を形にする挑戦を重ねている。

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池田 宗真(いけだ・そうしん)さん
プロフィール

種子島生まれ。2005年池坊短期大学華道文化コース卒、08年裏千家学園茶道専門学校卒。半年間、英国へ語学留学ののち、京都市で内弟子として茶道研さん。11年神戸市の医療器メーカーに就職、茶道講師と社員教育を担当した。14年退社し鹿児島市で自宅のほか2カ所で茶道教室を開く。

今これに夢中です
「Netflix」

インターネット回線を利用した動画配信サービスで、海外ドラマを鑑賞することが趣味です。英語の勉強を兼ねて、英語字幕での鑑賞にもチャレンジ。お気に入りのタイトルは「ブラックリスト」と「ビリオンズ」です。

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