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観光誘致/長く愛される観光地をつくりたい

古川 安代さん
日置市観光協会(日置市)

伊集院駅前、ロータリーの一角にある日置市観光協会。焼酎や湯之元せんべいなどの特産品が並び、観光案内所を兼ねている。旅行者はもちろん、地元の人もふらっと訪れる、陽気な鹿児島弁が飛び交う憩いの場だ。

目指すのは人に優しい観光地

今力を入れているのは、観光地のユニバーサルツーリズム推進だ。きっかけは、視覚障害のあるアスリートの受け入れだった。「周りを気にせず、江口浜を思い切り自由に走ってほしかった」。視覚障害者向けガイドの育成から、体験メニューや受け入れ施設との打ち合わせなど、幾度も段階を重ね実現させた。「車いすが通れる場所はベビーカーや高齢者にも優しい」とユニバーサルデザインの重要性を話す。

「ふるさとならではの空気感や温度を大切にし、長く愛される観光地をつくりたい」。バリアフリーへ整備をしつつも、その土地ならではのものは残したい。そこに住む人や土地へ注ぐ愛情があふれる。

観光は楽しい。アイデア続々…

高校の国語教師として12年間教壇に立っていたが、結婚を機に退職。その後、観光ガイドの経験を経て、地元の日置市観光協会の職員に応募した。

この夏で5年目、手帳は仕事のスケジュールで埋まり、新しい企画も次々と浮かぶ。プライベートでは小学生の娘を持つ母。PTAでは学校保健委員会長を務め、発表会もこなした。多忙な日々だが、1日を「朝」「職場」「家庭」の3ラウンドと表現し「どんな経験も勉強になる」と明るく笑いとばす。「今考えている体験プログラムは―」と、次のアイデアを語るまなざしは、キラキラと輝いていた。

間違い電話から、日置市の農家を紹介するビジネスにつながったこともあった。電話の主は、関東で食材の卸を行う日置市出身の経営者。帰省中、思い出のある飲食店に電話したつもりが、出たのは古川さんだった。思いがけない形で日頃の業務が役に立ち「人と人をつなぐ観光は楽しい」と実感している。

日置市の夏は、ぶどう狩りに始まり「北山の火振り」や「国際サンドアートフェスティバル」など、熱いイベントが控える。案内業務にあたる古川スマイルに出会えるだろう。

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古川 安代(ふるかわ・やすよ)さん
プロフィール

鹿児島市生まれ。93年、鹿児島女子大学卒業後、私立高校で国語教師を務める。結婚を機に退職し、日置市の観光ガイドを経て、2014年7月から現職。現在、観光部長。日置市在住。

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