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西郷たちが時代を大きく動かした舞台、京都を巡る | 西郷旅

東寺

東寺の象徴として広く親しまれている五重塔

西郷が鳥羽伏見の戦況確認にあがった東寺の五重塔

世界的な観光都市・京都の玄関口、JR京都駅のすぐ南側。新幹線の車窓からも見える東寺の五重塔は、訪れた人を一瞬で古都の風情へと誘う、京都を代表する史跡の一つだ。

東寺「五重塔」

ひときわ目立つ東寺の五重塔

東寺の象徴として広く親しまれている五重塔は826年、空海が創建に着手した。その後、雷や不審火によって4度消失し、現存する塔は1644年、徳川3代将軍・家光が再建した5代目。

高さは約55メートルと国内に現存する木造塔では最も高く、国宝に指定されている。

1868年の鳥羽伏見の戦いの際、東寺には薩摩軍の駐屯所が置かれた。西郷隆盛は五重塔に上り、戦況を遠眼鏡で確認したとされる。この戦いを発端とした戊辰戦争で薩長中心の新政府側が勝利し、実権を握ることとなる。

今は入ることが許されない五重塔の中で、西郷はその未来まで見通していたのだろうか。

東寺の五重塔

東寺

 

京都にも多く残る「西郷隆盛」の足跡

沖永良部への遠島から許され、表舞台へと復帰した西郷は、ここ京都で薩長同盟、大政奉還といった歴史の転換点の中心人物として時代を動かした。

清水寺成就院の僧で錦江湾へともに身を投げた月照を弔う詩碑や、寺田屋事件で犠牲となった薩摩藩士の墓所など、西郷の足跡は京都にも多く残る。

清水寺の北総門

月照や西郷の歌詩碑が並ぶ清水寺の北総門

崖にせり出した舞台が有名な清水寺は、2020年3月までの予定で改修工事中。とはいえ、荘厳な仁王門が観光客を出迎えてくれる。

改修工事中の清水寺

改修工事中の清水寺

改装中の清水寺の舞台

改装中の舞台

清水寺 荘厳な仁王門

荘厳な仁王門

清水寺

2020年3月まで改修工事となります。詳しくは上記HPなどでご確認ください。

京都御苑の外郭九門のひとつ、蛤御門。西郷の初陣となった「禁門の変」では、周辺が長州藩との激戦地になった。蛤御門の門柱や門扉には銃弾の跡が数多く残る。

蛤御門

京都御苑の外郭九門のひとつ、蛤御門

蛤御門の銃弾跡

蛤御門の銃弾跡

蛤御門(京都御苑新在家御門)

  • 京都市上京区京都御苑3[MAP

大黒寺にある、寺田屋事件で命を落とした薩摩藩士の墓には、西郷直筆の文字が刻まれている。その隣には、木曽川治水工事で自刃した平田靱負の墓も。大黒寺は通称「薩摩寺」と呼ばれるほど薩摩藩と縁が深い。

大黒寺「薩摩藩士の墓」

大黒寺の薩摩藩士の墓

大黒寺

通称「薩摩寺」と呼ばれる大黒寺

大黒寺

  • 京都市伏見区鷹匠町4[MAP
  • TEL:075-611-2558

新しい時代へ向かう大きなうねりの中で数多くの命が失われた百数十年前の惨劇がうそのように、現在の京都には、修学旅行生や海外観光客の笑顔があふれていた。

 

今回のbreakスポットは…

霊山歴史館

清水寺の近くにある「霊山歴史館」は、明治100年を記念して開設された、幕末・明治維新期専門の博物館。

坂本龍馬を斬った刀など貴重な史料が並び、大砲の弾に触れることができる体験コーナーや3Dシアターなどで、当時の空気を体感できる。倒幕・佐幕双方の視点から幕末維新史を学べるのも特色だ。

霊山歴史館

緑に囲まれた霊山歴史館

霊山歴史館

霊山歴史館

入館料は一般:700円、高校生:400円、小中生:300円。

霊山歴史館

 

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今回の西郷旅MAP

西郷旅京都編地図

 

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