大切なお願い

プレゼント・クーポンPRESENT COUPON

フェリアSNSSOCIAL

旅・お出かけ
六三四六三四

さつま町の神様は美人湯がお好き | 六三四の鹿児島温泉コラム

紫尾温泉 紫尾神社

古から湧きいづる神の湯―

鹿児島県には「神の湯」と呼ばれている温泉があるのを皆さんご存知ですか?薩摩郡さつま町の「紫尾温泉」は紫尾神社拝殿下に温泉が湧くことから「神の湯」と呼ばれています。「紫尾温泉」が発見されたのは正確な年代は判りませんが南北朝時代(1330年~1394年)頃。浴用として使われ始めたのは貞永年間(1684年~1687年)で神興寺(紫尾神社の前身)の僧侶だけが使用していたそうです。

自噴の温泉の温度は約55℃、湧出量は毎分約200リットル、泉源の深さは不明、神社の拝殿下から湧き出る温泉は神秘的です。

紫尾神社

  ♨  

旅館ちどり荘

熟成温泉アリマス…

旅館ちどり荘

「紫尾温泉」は3つの旅館と離れの宿、大衆浴場5ヵ所それぞれに「神の湯」が引かれています。その中で今回ご紹介するのは「旅館ちどり荘」。紫尾温泉の宿では唯一「神の湯」だけの温泉を利用しています(他の宿は「神の湯」と自家泉源をもつ)。

紫尾神社拝殿下の泉源から「旅館ちどり荘」までは直線距離で100mほど。

湧き出た湯は地下のパイプを通りそのまま浴槽へと注がれています。泉質は3大美人泉質と呼ばれているアルカリ性の単純硫黄泉で薄く緑がかった色とつるつるした肌ざわりが特徴。

旅館ちどり荘

温泉は地中から湧き出た直後、空気に触れることで劣化(酸化)がはじまります。これが温泉は生き物と言われている由縁。あくまで個人的な好みなのかもしれませんが「旅館ちどり荘」に注がれている「神の湯」が最も熟成された状態にあるようで地元でもファンが多く、筆者自身立ち寄り回数が多いのも事実です。

湯の好みは人それぞれあると思いますが紫尾に訪れた際「旅館ちどり荘」の湯も一度体験して頂ければ、ひょっとするとご存知の「紫尾温泉」との違いを感じる事が出来るかもしれません。

  ♨  

宮之城温泉 湯之神社

神様は美人湯に入りたかった?

湯之神社

鹿児島県の多くの温泉地には温泉神社や権現様が祀られており、ひと昔前まで温泉地では湯治客が朝夕お参りをする姿もよく見かけられました。江戸時代文政年間に発見されたと伝えられる美人湯の郷さつま町「宮之城温泉」。古くは湯田温泉と呼ばれていた温泉地に興味深いエピソードを持つ温泉神社があります。それが「湯之神社(ゆのじんじゃ)」。

江戸時代に川内川の大洪水があり、上流から薬師如来像が湯田(宮之城温泉)に流れ着き、人々はこの仏像を湯之権現としてお祀りしました。その後、像は伊佐郡湯之元町(旧湯之尾温泉)のものだとわかり湯之尾温泉へ返還します。しかしまた川内川の氾濫があり像が再び湯田に流れ着いたので「神様は湯田の湯に入りたかったんだろう」と人々が言ったかはわかりませんが旧湯之尾温泉に許可を得て、ご神体として神殿に祀ることになりました。これが「湯之神社」の起こりと伝えられています。

時は流れ、昭和47年(1972年)に未曾有の大洪水に見舞われ湯田温泉地区は120戸の家屋が流され「湯之神社」も流出。しかし御神体は数百メートル下流で何の損傷もなく発見されました。

その後、ご神体が流された旧湯之尾温泉は湯が枯渇し、「宮之城温泉」は温泉湧出量こそ決して多くはありませんが、かけ流しの美人湯として現在に至っています。「湯之神社」には不思議なパワーを感じてやみません。

湯之神社

  ♨  

旅館 湯田荘

笑顔が素敵な温泉旅館

「宮之城温泉」でご紹介したいのが「旅館湯田荘」。武家屋敷風の入口に純白の外壁が印象的な純和風温泉宿。コチラの宿の魅力は何と言ってもご主人、女将さん、若旦那さんに若女将さん皆さんの笑顔。そして看板犬ロン君も尻尾を振っていつもお出迎えしてくれます。

旅館湯田荘

筆者は頻繁にお伺いさせて頂いていますが皆さんの笑顔に癒しを求めに行っているのかもしれません。

「旅館湯田荘」の浴場は男女別の内湯で無色透明のきれいな湯がかけ流し。泉質はアルカリ性単純温泉。アルカリ性の温泉は皮膚表面を洗浄、乳化させる美人の湯。3大美人泉と呼ばれるものは炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉ですがアルカリ性の単純温泉を加えて4大美人泉質とも言われています。

旅館湯田荘

湯がやわらかくつるつるとした肌ざわりが心地良く長湯する事もしばしば。美人湯に入ってリラックスした後は「旅館湯田荘」自慢の料理でさらに癒し度もアップ! 立ち寄り湯のみも可能です。宿の皆さんの笑顔と優しい湯に会いに行ってはみませんか?

今回ご紹介した紫尾温泉と宮之城温泉は供に神秘的なストーリーがあり、神様に愛されている温泉だと考えれば湯の力をさらに得られるかもしれません。

  ♨  

さつま町の温泉の後はこの一杯!

「感謝の水」

さつま町の温泉に入った後に訪れていただきたいのが軸屋酒造敷地内にある「感謝の水」。コチラで製造される焼酎にも「感謝の水」が使われています。なめらかな口当たりと体に染み込む浸透性の高さを実感できる水が忘れられず、さつま町訪問の際は毎回水汲みにお伺いしています。

「感謝の水」

筆者は温泉だけでなく湧き水マニアでもあり県内の有名な湧き水はほとんど飲んだ経験があります。名水数あれどその中でも「感謝の水」は是非一度飲んでいただきたいおすすめの水です。美人湯のあとは「感謝の水」で体の中も美しく。

 

  ♨  ♨  ♨  

紫尾神社

【住所】薩摩郡さつま町紫尾2164[MAP
【電話】0996-59-3111(さつま町鶴田支所総務係)


旅館ちどり荘

【住所】薩摩郡さつま町紫尾2198[MAP
【電話】0996-59-8246
【時間】9:00~21:00(立ち寄り湯)
【休日】なし
【URL】http://shibionsen.web.fc2.com/(紫尾温泉組合)


湯之神社

【住所】薩摩郡さつま町湯田1366-32[MAP
【電話】0996-55-9601(旅館湯田荘)


旅館湯田荘

【住所】薩摩郡さつま町湯田1354−18[MAP
【電話】0996-55-9601
【時間】13:00~16:00(立ち寄り湯・家族湯は24時間)
【休日】なし
【URL】http://www5.synapse.ne.jp/yudasou/


軸屋酒造「感謝の水」

【住所】薩摩郡さつま町平川1427[MAP
【電話】0996-54-2507

こちらの記事もどうぞ