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西郷隆盛が湯治した硫黄泉のある吹上温泉周辺を巡る | 西郷旅

吹上温泉の西郷隆盛入浴像

吹上温泉の西郷隆盛入浴像

西郷らしい人柄にじむ足跡も…

小高い山々に囲まれたのどかな温泉地「吹上温泉」は、西郷隆盛を模した像が出迎える。でっぷりとした体で湯に浸かる姿は面影なのか(=トップ写真)。

巨漢と呼ばれ持病もあった西郷は、医師に運動を勧められていたという。「皮膚病も患っていたようです。肌に良い温泉で湯治をしたのでしょう」と、中島温泉旅館の代表・中島昌治さん。

中島温泉旅館の自炊設備

自炊設備

昭和レトロな通路が残る中島温泉旅館

昭和レトロな通路が残る

300年ほど続く中島温泉旅館は、80年前に改築したままの姿を残し、すすで黒くなった傘電球が照らす通路が趣深く、今も湯治のための設備が整う。現在は、同旅館や公衆浴場の5カ所で、西郷を癒やしていた硫黄泉の源泉に浸かることができる。

中島温泉旅館大浴場

大浴場

中島温泉旅館


吹上温泉街を見渡せる小高い杉林の中には、西郷南洲翁来遊の碑[MAP]が建つ。

碑には東郷平八郎が書いた文字が彫ってあり、昭和2(1927)年の除幕式には西郷菊次郎も立ち合ったそう。

西郷南洲翁来遊の碑

西郷南洲翁来遊の碑

 

西郷は明治3(1870)年と明治7(1874)年に吹上温泉で静養した。「西郷家に仕えた女中・ヨシが、吹上町の東部にある坊野地区にいた縁で足を運んだと聞きます」と日置市観光協会の古川安代さん。西郷はヨシが夫と暮らす家に宿泊、お礼に日当たりの良い宅地を贈ったという。

西郷がお礼に贈った土地に建てられた家

今は竹柵に囲われ見られない

西郷隆盛開地の碑があるこちらの敷地に、西郷手作りの手洗鉢がある[MAP]。大きな体の西郷に似合わず、ひざ上くらいの高さで小ぶり、そして無骨な鉢が愛らしくて、なんだかほっこりする。

西郷手作りの手洗鉢

西郷手作りの手洗鉢

西郷隆盛開地の碑

西郷隆盛開地の碑

西郷隆盛開地の碑の裏には、何やら鹿児島弁で文が彫られている。写真じゃ分かりにくいので、現地に行って読んでみて欲しい。

西郷隆盛開地の碑の裏

何やら鹿児島弁で文が彫られている

 

ここから車で2分ほど。杉林を進んだ先に、西郷が座って村人たちに東京や鹿児島の話をした、西郷隆盛御座石[MAP]がある。木漏れ日が御座石を照らす幻想的な雰囲気の中、聞こえるのは永吉川源流のせせらぎと鳥のさえずりだけ。

西郷隆盛御座石

西郷隆盛御座石

こけむした御座石に触れ、まっすぐに伸びるスギの木立ちを見上げたら、西郷のパワーをもらえるような気がした。

 

今回のbreakスポットは…

Gallery Cafe 茶のはな

坊野地区と吹上温泉の中間ほどに位置するカフェ「茶のはな」。代表の山下桂子さんが夫の眞義さんとともに埼玉県からUターン、10年前に実家を開放して始めた店だ。

カフェ茶のはな「Aセット」

デザート(大)、コーヒーまたは紅茶、こんぶ茶のAセット

茶のはな

所狭しと並ぶ陶器たち

茶のはな

陶器の産地から集めた

各部屋に所狭しと並ぶ陶器は、佐賀、愛媛、沖縄県など陶器の産地に足を運んで買い集めたもの。東京から仕入れる洋服や雑貨とともに販売する。

茶のはな

東京から仕入れた服や雑貨もある

茶のはな店内

落ち着く店内

「女性に喜ばれるものを」と、コーヒー、紅茶とセットで提供するフルーツと手作りスイーツをいただきながら、のどかな田園風景が広がる景色の中でゆったり過ごしたい。

Gallery Cafe 茶のはな

Gallery Cafe 茶のはな

  • 日置市吹上町永吉15219[MAP
  • TEL:099-297-2934
  • 営/10:00~18:00
  • 休/月~水曜

 

西郷旅ロゴよこ

今回の西郷旅MAP

西郷旅吹上編map

 

明治維新150年関連ニュース

南日本新聞公式HP[373news.com]
明治維新150年特集

南日本新聞ホームページでは、明治維新150年関連のニュースはもちろん、南日本新聞で連載した「幕末新聞」や観光案内なども織り交ぜ、さまざまな「かごしま」をご紹介する特集がスタート!!

「鹿児島の偉人達」の像や関係する施設・スポット情報満載の『偉人マップ』には、付近のグルメ情報までも。

ほか、1867(慶応3)年の1年間を、当時の国内外の史料をもとに“新聞スタイル”で再構成した『幕末新聞』など、明治維新に関係する話題がてんこ盛り!!

下記リンクからどうぞ!!

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明治維新150年の節目、あらためて知りたい西郷隆盛のこと。 フェリアライターが「ゆかりの地」を訪ねる、その名も『西郷旅』。始まりました。

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