フェリア倶楽部コンテンツFELIA! CLUB

この記事のシリーズSERIES

プレゼント・クーポンPRESENTS

フェリアSNSSOCIAL

ライフスタイル
フェリアフェリア

ホテル社員・西郷隆盛研究家/西郷さんの生き方を胸に

ホテル社員・西郷隆盛研究家

安川 あかねさん
(SHIROYAMA HOTEL kagoshima/鹿児島市)

明治維新150年の2018年は、在野の西郷隆盛研究家として引っ張りだこの1年だった。

大河ドラマ「西郷どん」の影響は想像以上。ドラマのすべてが真実ではないが、「これを機に学び直してみよう、という人が多かった。

特に女性や子どもの心を捉えたようで、シンポジウムなどでも姿が目立った」と素直に喜ぶ。

憧れの人を追い求め…27歳で鹿児島移住!

生き方を模索していた20歳の頃、父の本棚にあった海音寺潮五郎の小説「西郷隆盛」を手にした。衝撃だった。「すぐ泣き、すぐ怒る。熱さで突っ走る、人間臭い若い西郷さんが、辛酸をなめ、大きな人間になっていく様をすぐ近くに感じた」

憧れの人に近づきたいと、27歳で移住。いつしかその人を語る側にいる。

「語り継いでいかなければ」という思いを強くしたのは、横須賀と鹿児島を往来していた頃、西郷直筆の門札がある鹿児島市の田上小学校を訪問した時のことだ。

校長から「子どもたちが地域の歴史や偉人を知らなくなっている」と聞き、このままでは忘れられてしまうと危機感を覚えた。学校への恩返しにと自作の紙芝居を披露したことが、今の自分につながっている。

道徳心を呼び覚ます、西郷の生き方胸に…

職場では企画を担当。最近では「聴けば城山で過ごした特別な時を思い出すような音楽があれば」という思いで制作されたホテルテーマ曲の完成披露演奏会の企画を手掛けた。非日常を演出する一方で、「地域とともにある」ことを大切に。この仕事は「性分に合っている」と感じる。

仕事も遊びも全力投球。「感覚は男。娘から見たら父親が2人いるようなもの」と笑う。調理師免許を持ち、シカ肉を半日かけて煮込むことなどはお手の物。家族の理解を得て、時にはふらりと一泊程度の研究の旅へ出ることもある。

西郷が魅力的なのは、今の私たちの生き方に置き換えられるからだ。「西郷さんは道徳を呼び覚ませてくれる存在。失敗を恐れたり、保身に走りそうになった時、『西郷さんなら絶対に逃げない。大丈夫、自分が引き受ける』という気持ちが湧いてくる」。

何より伝えたいのは「歴史上の偉人というより、関わる人の人生を楽しい方向に導いた人だった」こと。鹿児島の誰もが自分の西郷像を持ち、語れるようになるのが夢だ。

set-CloseUp2

安川 あかねさん
プロフィール

神奈川県横須賀市生まれ。海音寺潮五郎の小説を読み西郷隆盛に傾倒。2003年鹿児島に移住。企業や学校、自治体の依頼で西郷に関連する講演や講座、自作の紙芝居披露など顕彰活動を行っている。城山ホテル鹿児島営業企画部宴会企画グループリーダー。

今これに夢中です
「筋トレ」

家の中で常にダンベルを持って鍛えている。実は筋肉がすごいんです(笑)。食べ道楽で飲むのも食べるのも大好きなので、体形維持のためにも隙間時間に鍛えないと。

こちらの記事もどうぞ

この記事のシリーズ Series of this article

Close up

鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

記事一覧を見る