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歌手/チャリティーライブを中心に歌で笑顔を届ける

にしきえさやかさん

にしきえ さやかさん
にしきえ音楽事務所(鹿児島市)

「汽笛が響く 城山を 染める夕焼け 桜島」

鹿児島県民なら多くの人の心に浮かぶであろう情景。自身で作詞したデビュー曲の冒頭だ。肌にすっと染み入るようなやわらかな歌声が心地いい。

人生を変えた言葉を胸に

歌手を目指すきっかけは、祖母の「歌はどうね」という言葉。入院中だった祖母を見舞うたびに、かけられた言葉だったという。

当時は、高校時代の仲間とストリートで歌うことはあったものの、本業にすることなど考えたこともなかった。しかし祖母の他界を機に、真剣に歌と向き合うようになった。

そのころ知人のジャズバーで「歌ってみない?」と声をかけられ、歌のレッスンにも通うようになった。初めてきちんと“お客さま”の前で歌ったのが洋楽のスタンダード曲「ザ・ローズ」。その伸びやかな表現力から、「ジャンルを問わず好きな曲を歌っていい」と言われ、次第に昭和歌謡がレパートリーのメインになっていった。

3~4分のひとつの歌の中にドラマがある歌謡曲は、「歌うたびに自分の中に新鮮に響き奥深い」という。

チャリティーライブで各地に笑顔届けたい

2009年、悪石島のイベントに招かれた。初めて訪れた島で、まだ無名の自分の歌で皆が笑顔になった。その体験が、今の活動の原点だという。そして高校進学で多くの若者が親元を離れなければならないこと、旅立つ子ども、送る親の思いを知った。そんな思いに触れ、冒頭の曲は生まれた。

CDデビューをきっかけに、著名な演歌歌手の鹿児島公演や東京のラジオ番組にゲスト出演する機会も増えた。「とても勉強になるし、活動の幅が広がって感謝しています」。

それでも自身の活動の軸は「チャリティーライブです。祖母が入院中、歌の人が来る、と院内で行われる慰問をとても楽しみにしていた顔が忘れられなくて」と懐かしむ。そんな思いを胸に、離島を含め県内各地の施設をめぐり続けている。

東京での活動を勧められることもある。でも「大好きな鹿児島。私が歌うことでその時間だけでも笑顔になって、喜んでくださる方が一人でもいるうちは、ふるさとで歌い続けたい」。思いは一途だ。

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にしきえ さやかさん
プロフィール

鹿児島市生まれ。市内の高校を卒業後、大手CDショップを経て父が営む会社で働く傍ら、音楽活動を続ける。2014年、シングル「南国港町」でCDデビュー。演歌歌手などのまえうた(前座)やイベント出演、ボランティアライブなど精力的に活動する。

HP/にしきえ音楽事務所

今これに夢中です
「ポタジェガーデン」

フランス語で「家庭菜園」を意味するそうです。プランターや庭の小さな菜園でハーブや野菜を種から育てています。花が咲き、やがて実をつけていく姿に癒やされたり元気をもらったりしています。気がつけば、今や30種類ほどに増えました。

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