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映画館 副支配人/アットホームな映画館で人と人をつなぐ

鮎川章子さん

鮎川 章子さん
ガーデンズシネマ(鹿児島市)

「マルヤガーデンズ」7階、1スクリーン39席の小さな映画館「ガーデンズシネマ」は、2019年4月末でオープン9周年を迎える。

大型シアターとは一線を画し、多種多様な作品を上映。立ち寄る人の日常にちょっとしたスパイスを与えてくれる。

 

ボランティアと育む 人と人をつなぐ場所

入り口を彩るディスプレイやグッズはボランティアスタッフの手作り。仕事帰りや主婦が合間の時間に手伝いに訪れる「人に恵まれている劇場」。開業時は自身もボランティアとして運営に加わっていた。

「サークルのような感じでしょうか。映画通というほどではありませんが、ここで出会う人との会話が楽しみで」。居心地の良い場所は職場になった。映画監督の舞台あいさつや各種イベント対応など、仕事の幅が広がり、やりがいを感じている。

「小さな映画館だからこそ、知らない人同士でも感想を言い合える、人と人がつながりやすい雰囲気があります。行けなかった映画の情報をお客さまに教えていただくことも」。

好きな映画は「しゃぼん玉」と「レスラー」。最近は人情ものや希望が持てるようなものなど、素直に感情移入できる作品が好きになってきたという。劇場で見る映画は格別と、次々に熱い思いがあふれ、楽し気な笑顔に穏やかな時間が流れた。

異業種でも 変わらずコツコツ

学生時代に考古学を専攻していた歴史好き。卒業後は7年ほど遺跡発掘に携わった。「かけらでも何千年も前のものが目の前にあると思うとわくわくしませんか」と目を輝かせる。

発掘でも事務でも地道な作業は嫌いじゃないと、映写の準備や細かい会計、HPの更新などが現職の日課だ。滞りなく上映するために、通常業務をコツコツと積み上げる。

親しみのあるキャラクターで、客からはおすすめを聞かれることも多い。「捉え方が一人一人違うところが難しい。好きなジャンルを聞き、苦手なものは無理強いしないようにしますが、時には意外な作品に面白さを見出す人も」。

試行錯誤しながら客との信頼を重ねていく。少しずつでも映画ファンを増やし「ガーデンズシネマがいつまでも続きますように」と願う。

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鮎川 章子(あゆかわ・しょうこ)さん
プロフィール

鹿児島市生まれ。96年鹿児島大学卒業後、同大学埋蔵文化財調査室へ。99年から県立博物館にて学芸指導員として勤務。2002年より国際航業(遺跡発掘・測量)、03年より共同通信社鹿児島支局の事務職を経て、13年鹿児島コミュニティシネマ(ガーデンズシネマ)に入職し、17年から副支配人。

HP/ガーデンズシネマ

今これに夢中です
「4DX・IMAX」「献血」

シネマサンシャイン姶良の「4DX」、鹿児島ミッテ10の「IMAX」の上映システムに衝撃を受けた。他劇場ですが宣伝してしまいたくなるほど。

大学の時から通い、通算130回ほどになる献血。体調管理の指標にしています。

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