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竹のまちに息づく職人技から生み出される竹製品 | さつま町

竹のまちに息づく職人技から生み出される竹製品

手仕上げの技の心地よさ

竹林面積日本一の鹿児島県で、竹材やタケノコ生産が盛んなさつま町。

その竹の町で昭和20年に創業した西田竹材工業所は、台所用品など昔からの暮らしの道具を中心に竹製品を手掛け、全国の問屋に卸している。

西田竹材工業所のしゃもじや鬼おろし

成形・磨き風景

使うのは3年生以上の固いモウソウチクとマダケ。防虫のための「油抜き」を施してから製材、型取り、成形し、厚みをそろえ、磨きをかける。

「職人の手が違うから全く同じものはない。それが味になる」。9年前に帰郷した西田大造専務は語る。

昭和43年に法人化。2代目の西田強社長によると「安価な中国製品が市場を席巻し、近所に35軒ほどあった竹屋は姿を消した」という。

幼少から機械いじりが好きだった強さんは、多様な商品に合わせて機械を手作り、生き残りを図る。例えば炒め物に使うターナーだけで、穴あきや左利き用など30種を超す。

西田竹材工業所の製品はさつま町宮之城伝統工芸センターや町内の物産館で購入できる。

宮之城伝統工芸センターでは竹製品を購入できるほか、1日竹クラフト体験も人気になっている。

宮之城伝統工芸センターに並ぶ竹かごや弁当箱

竹細工教室

竹細工教室

宮之城伝統工芸センター

  • さつま町虎居2638番地[MAP
  • TEL:0996-52-1313

期待をかけるのは安心安全への関心の高まりだ。「防虫防カビのために漂白している外国産に比べ、口に入っても害がない。プラごみの問題もあり、自然のものに原点回帰するのでは」と大造さん。

国産品への切り替えに需要を見出し、国のものづくり補助金を得てレーザー加工機を導入、新製品開発や作業効率化を進める。

しっとり手になじむ竹製品には、本物だけの心地よさと機能美がある。時代に翻弄されながらも本物を求めて生き残るものづくりの精神に、しなやかな強さを見た。

西田竹材工業所

  • さつま町湯田970[MAP
  • TEL:0996-55-9718

 

よかもんのススメ…

菓子工房 Konomoto

竹を模したバウムクーヘン「竹林の小径(こみち)」(ハードバウムホール1,404円)は、竹の町のお土産にぴったり。抹茶やいちごなど7色ある「彩(いろどり)」も人気だ。

「竹林の小径(こみち)」と「彩(いろどり)」

創業70年以上になる老舗。オーナーの此元一晶さんが「都会にも引けを取らない店に」と2016年に大胆リニューアルし、焼き菓子をメインに据えた。

喫茶スペースではスッキリした飲み口の竹炭焙煎コーヒーを味わえる。キッズスペースや芝生もあり、ママ友と来ても大丈夫。

店内の“一等地”には西田竹材工業所コーナーを設け、竹の町のアピールに一役買っている。

菓子工房 Konomoto

菓子工房 Konomoto

 

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