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安心安全教育指導員/事故に遭わないためにどうすれば良いかを伝える

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安心安全教育指導員・前田 靖代さん

前田 靖代さん
(鹿児島市安心安全課/鹿児島市)

保育園や幼稚園、小中学校から高齢者集会まで訪問し、交通安全教室を行う安心安全教育指導員。4、5月で例年1万人以上の子どもたちを指導する。人形や手作りパネルなどを使い、限られた時間の中でどう伝えるか工夫をこらす。

伝える仕事にやりがい、元同僚と二人三脚

元交通巡視員。志望したきっかけは、外向的な性格を知る父からの勧めと、ドラマに登場した女性警察官への憧れからだった。「駐車違反の取り締まりではきつい言葉をかけられたことも」とつらい経験は明るく笑い飛ばす。「若い頃は正しいと思うことをただ真っすぐ言葉にし、伝え方を考えていなかった」

後に配属された交通安全教育班では、県内各地の学校をまわり、子どもたちに交通安全指導を行った。「ありがとう」の言葉や、迎え入れてくれる人の温かさに元気をもらう。「事故に遭わないためにどうすれば良いか」。試行錯誤しながらも“伝える仕事”にやりがいを感じた。

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宮川幼稚園で開催の親子交通安全教室の様子。腹話術を行う前田さん(左)と田丸さん

結婚退職して4年後、現職の安心安全教育指導員として声がかかる。各地を巡るパートナーは、警察の同期で30年以上の付き合いになる田丸博子さん。「試験の時や警察学校、初任地も一緒だった」。あうんの呼吸で繰り広げる2人の腹話術は、子どもたちの心をがっちりとつかむ。

親子で考える、命の守り方

「ママは運転中に携帯電話を見ている」「チャイルドシートに座っていない」と子どもから報告を受け、悲しい気持ちになることも。「子どもは親のまねをする。交通安全は家庭から」。自身も2人の子を持つ母。「一緒に外を歩き、車の大きさや交通ルールに触れる機会を増やしてほしい」と呼びかける。 

「ルールの原点は思いやり。危険運転など、事故の原因になる行動をする人にはならないでほしい」。子育てを経て、子どもの将来まで考えて指導するようになった。「外の世界を知る中で命の守り方を学び、ただいま、おかえりが言える日常の大切さを学んでほしい」

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前田 靖代さん
プロフィール

伊佐市出身。88年大口高校卒業後、鹿児島県警察交通巡視員。鹿児島市内各署で、交通指導課駐車対策係、交通企画課交通安全教育班などを経験。97年結婚退職、2子出産。2001年から鹿児島市安心安全課(旧交通安全課)の安心安全教育指導員として活躍中。

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