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バレエダンサー・バレエエクササイズ講師/多くの人にバレエを楽しんでほしい

バレエダンサー・バレエエクササイズ講師・徳松 奈々依さん

バレエダンサー・バレエエクササイズ講師・徳松 奈々依さん

徳松 奈々依さん
(鹿児島市)

「骨盤底筋を動かしましょう」「体に軸ができてきましたね」
クラシック音楽が流れる鹿児島市のスタジオ。幅広い年代層の受講生に教えているのは、大けがから復活した自身の経験から編み出した「ナナトレ」だ。バレエの理論を用いて体幹を鍛える独自のエクササイズで、美しい姿勢を目指す女性を応援する。

留学先で両足首を骨折、17歳で味わった挫折

ごく一般的なサラリーマン家庭で育ち、5歳からバレエを学んだ。「言葉で表現するのが苦手。踊って表現することで、自分が解放される瞬間が好きだった」。16歳でカナダのアカデミーにバレエ留学、卒業後は地元バレエ団で働けるビザ付きだった。

1年目で若手のコンクールで部門3位。成績優秀で十分な奨学金を得た。順調だった留学生活が変わったのは次の年。週40時間の授業でのレッスンに加え、先のコンクールで「次は1位を」と猛練習した結果、両足首を剥離骨折。骨が腱に刺さる大けがだった。「練習依存症だった。自分にはバレエしかないと思っていたので、生きていても仕方ないと思い詰めた時期もあった」

手術後はカナダに戻りバレエ専門学校に進学、リハビリと教える方に専念した。整体師やバレエ専門医の知恵を借りて考案したのがナナトレの基となる体づくりだった。

純粋にバレエが好き、魅力伝えるため踊る

留学を終え、東京のバレエ団に入団したが、アルバイトをしながらの生活で、自分でチケットを売らなければならない。鹿児島のイベントで踊る仕事を得て、帰郷を決意した。

しばらくは仕事がなく、営業しても断られてはへこむ毎日だったが、「ある人から『自分が楽しむことを忘れないで』と教えられ、怖くなくなった。純粋にバレエが好き。そんな自分を大切にしたい。多くの人にバレエを楽しんでほしい」と前を向いた。

少しずつ小さな舞台や教える場が広がり、学校でバレエエクササイズと併せて体験談を語る得難い機会もあった。新型コロナの影響で延期されているが、ファッションショーの舞台構成を任され、新たな可能性に胸を躍らせる。何度挫折しても、夢を追うことを恐れない。ピンと伸びた背中に強さを秘めている。

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徳松 奈々依(とくまつ・ななえ)さん
プロフィール

鹿児島市生まれ。16歳から4年間、カナダへバレエ留学。2015年Youth America Grand Prixシアトル大会コンテンポラリー部門3位。全国バレエの夕べ(新国立劇場)、メロスダンスプロデュース東京公演など出演。19年ミス・インターナショナル日本大会ファイナリスト。独自メソッド「ナナトレ」で体幹コアトレーニング教室主宰。フィットネスグループEXERGiRLS所属。フィットネス&ヨガスタジオLotus Vihara講師。

今これに夢中です
「料理と英語」

健康的にボディメイクするために、料理の腕を磨き中。英語の勉強もしています。

 

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鹿児島で働く女性たちを紹介しているFelia!の『クローズアップ』。いろいろな職場で輝いている彼女たちの姿や、これまでの足取りをご紹介します。

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