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むじゃきに白熊を食べる!? これ、鹿児島・真夏の一般常識

天文館むじゃき本店「白熊」

天文館むじゃき本店「白熊」

冷んやり甘く。鹿児島の風物詩…

気温35度の猛暑日。火照る体を冷まそうと氷菓「白熊」にかぶりつく。サクサクの氷にたっぷりのミルク。ミルクセーキのようなさっぱり風味でごくごく喉を通り、すぐに体の熱がひいた。

なぜ“白熊”なのか…

諸説あるが、天文館むじゃきの白熊を考案した久保武さん(故)の孫、前田華代取締役社長室長は「上から見るとシロクマの表情、黄みがかったミルクがシロクマの体毛の色に似ているからと聞きました」と由来を教えてくれた。

天文館むじゃきの白熊たち

天文館むじゃきの白熊たち

上の写真は正面「白熊」(レギュラー740円)、左「宇治金時」(ベビー520円)、奥「南海の黒熊」(740円)、右「ストロベリー白熊」(ベビー520円)。

白熊の原点と「いま」…

天文館むじゃきの始まりは1946年。武さんが鹿児島市名山町に大衆食堂を開店した。当時の夏も気温は30度を超え、8月になると客足が鈍った。そこで食後のデザートにイチゴシロップのかき氷を出すと、客に喜ばれた。さらにイチゴに練乳をかけて食べることに倣い、かき氷に練乳をかけた。これが白熊の原点だ。

練乳だけでは甘くなりすぎるため、2年かけて自家製ミルクを開発。49年に白熊が誕生した。白熊は高さ16cm、直径14.5cm、容量540ml。氷の“すり手”は6人しかおらず、技術を身につけるまで5年かかるという。

天文館むじゃき本店「白熊」製造中

高さ16cm、直径14.5cm、容量540ml。たっぷりのミルクをまんべんなくかける

「ミルクのレシピと製造を継ぐのは長男だけ」。華代さんの父、誠さんと弟の誠司さんが味を守り、白熊は誕生から今年(2020年)で71年となる。

天文館むじゃきキャラクター「白熊くん」

天文館むじゃきキャラクター「白熊くん」

白熊は季節のフルーツをメインに、バナナ、ミカン、黄桃、パイナップル、寒天、白豆などで鮮やかに彩られる。チェリーとレーズンであしらわれた愛らしいクマの顔に、ふっと頬がゆるむ。

ハンディ白熊や、持ち帰り用の白熊は店の外にある販売口で購入できる。持ち帰り用カップは10種類あり、価格は大サイズ735円~、小サイズ486円。

天文館むじゃき本店の販売口

店の外にある販売口

天文館むじゃき本店持ち帰り用カップ

持ち帰り用カップ

店内には年配の夫婦や、子ども連れの家族、カップル、観光客―。幅広い世代に愛される白熊が、鹿児島の夏に笑顔を咲かせる。

天文館むじゃき本店「白熊のはく製」

店頭にはリアルなシロクマのはく製

天文館むじゃき 本店

よかもんのススメ…

驚愕の事実発見!本物の白熊は「透明」!?

平川動物公園ホッキョクグマのカナ

水に浸かってご機嫌♪

“本物”のシロクマは、鹿児島の夏をどう過ごしているのだろう。平川動物公園へホッキョクグマのカナ()に会いに行くと、7~8月に毎日与えられる氷をなめたりかじったりしていた。

平川動物公園ホッキョクグマのカナ

氷をなめたりかじったり…

飼育員の鈴木大河さんによると、ホッキョクグマの生息地は北極圏だが、季節によって気温が30度になるエリアもある。「寒さに耐えられる生態で、寒さを好むわけではない」。寿命は25~30年といわれ、カナは推定30歳の高齢。「いびきをかいて寝ていたり、のんびり餌を食べていたり。かわいいですよ」

ところでホッキョクグマをシロクマとも呼ぶが、驚きの事実が。「白く見える体毛は、実は透明なんです」

平川動物公園

  • 鹿児島市平川町5669-1[MAP
  • TEL:099-261-2326
  • 開/9:00~17:00(入園は16:30まで)
  • 料/高校生以上=500円、小・中学生=100円
  • 休/12/29~1/1
  • HP/平川動物公園

鹿児島よかもん紀行MAP

天文館むじゃき本店地図

天文館むじゃき本店地図


平川動物公園地図

平川動物公園地図


 

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