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高田 みかこ高田 みかこ

屋久島、旅のツボ | 食彩なからせ/いろいろ少しずつ並んだ野菜のパレット

食彩なからせ

Uターンした屋久島でコーヒーショップを営んで10年。
島外から訪れる友人たちをもてなすように、いちおしのお出かけスポットと、島旅のスマートな楽しみ方をご案内。

屋久島初の農家レストラン「食彩なからせ」

パレットに絵の具を置くように、白い皿の上に少しずつのせられた色とりどりの惣菜。ひと口に「みどり」といっても、ふたつと同じ色はない、自然の織りなすグラデーションにしばし見とれます。

この夏オープンした「食彩なからせ」は、屋久島初の農家レストラン。

メニューは1つ。自家菜園の野菜をふんだんに使った「屋久島農家のうちごはん」(1,500円)のみ。10種+αの惣菜、原(はるお)集落で小正月に食されるという郷土料理「かいのこ」なる温かい煮物にごはんとみそ汁と小さなデザート。
「かいのこ」は、さいの目に切りそろえられた野菜とこんにゃくに、鶏と塩鯖からでるコクのあるスープがたっぷり含まれて、滋味深く上品なひと皿。

島は、集落ごとにそれぞれの文化が独立していて、冠婚葬祭のやり方もさまざま。同じ島に暮らしていても、初めていただく料理でした。

屋久島初の農家レストラン「食彩なからせ」

この日の惣菜は、生姜の佃煮、南瓜の天ぷら、キャベツの胡麻マヨネーズ和え、飛魚のミンチ、人参チーズ、ハリハリ漬け、ピーマンのおひたし、きゅうりの甘酢炒め、オクラとしめじの出汁和え、ハダマの酢味噌、ゴーヤのひき肉炒め、もやしの鯖節和え。

甘辛酸、それぞれにメリハリのある味付けが施されています。デザートは金柑漬けでした。味噌から仕込んだみそ汁もガス釜で炊き上げられたごはんもツヤツヤ絶品。

島の南に位置する原は、有数の農業集落

島の北に暮らす私たち、南に出かける時は買い出し気分で直売所のはしごです。レストランから南に100mほど進んだ県道沿いには「やまんこ売店」、北に1kmほど進んだ県道沿いの「ぽんたん館」、どちらも近隣の農家の農産物や郷土菓子、加工品などを購入することができます。

ほかにも、周囲には野菜の無人市がポツポツ。この時期は、マンゴーやパッションフルーツといったトロピカルフルーツの香りであふれています。

さらに、やまんこ売店の向かいには、地元民憩いの「山河(やまんこ)公園」。早春にはお花見、夏場には水遊びの家族連れでにぎわう公園ですが、名物は水。公園の奥にまろやかな名水が湧き出ているのです。

料理の要「水」。野菜や果物とともに、食にこだわったお土産を求める旅はいかがでしょう。

 

食彩なからせ

  • 鹿児島県熊毛郡屋久島町原896-4[MAP
  • TEL:0997-49-3011
  • 営:11:30~14:00(夜は要予約)
  • 休:木曜、第3日曜

やまんこ売店

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