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屋久島、旅のツボ | じいじ家/古い建物に洗練された地元食材の料理

じいじ家

安房は夕暮れ。島の南東を流れる安房川をくだる森の川風にあたると、安房の人は幸せだなぁとつくづく感じます。川の両岸には豊かな照葉樹林が迫り、風はほのかに甘い森の香りを含んで。

 

島の若者から旅行客までが集う「じいじ家」

屋久杉の積出港として栄えた往時を思わせる飲み屋が建ち並ぶ左岸に、じぃじ家はあります。戦前から地元で親しまれた荒物屋を改装した簡素な建物と、地元の食材を生かした洗練された料理のギャップが魅力で、島を訪れた友人を連れてたびたび訪れる1軒。

「じいじ家」には、島の若者から旅行客までが集う

 

サーファーの料理長や地元育ちの店主を慕って、島の若者たちが三々五々集まってきます。カウンターには、一人旅のお客さんもポツポツ。暮れなずむ川を眺めながら、時間がゆっくり流れていきます。

ほぼ自家菜園で収穫した島の野菜を豚味噌や鯖味噌にティップして食べる「そのまま野菜」や、凝った盛りつけが楽しみな「刺身の三点盛」、運が良ければありつける「首折れ鯖の炙り寿司」。「キビナゴのカルパッチョ」やハワイ料理の「ポキ丼」など、島の魚介類が、定番とはちょっと違う味付けで楽しめるのもうれしい。

じいじ家の魚料理のひとつ

 

その日のメニューは黒板に書き出され、私が訪れた時は秋の味覚、「炙り銀杏」と「桑の実ソースがけアイスクリーム」が並んでいました。
銀杏も桑の実ももちろん屋久島産。店の奥には個室もあり、子連れでもリラックスして楽しめる雰囲気です。この春から、金土限定でランチもスタートしました。

店主の日高武士さんは、安房で長年親しまれるうどん店「銀月」のお孫さん。商店会「安房如竹通り会」の設立に奔走したり、地元で開催される「屋久島夢祭り」の運営に携わったりと、精力的に活動しています。

屋久島の光の祭り

「屋久島夢祭り」は、安房出身の儒学者、泊如竹を祀った如竹廟を中心に催される光の祭り。川沿いに1万3000本ものろうそくや灯籠が並ぶロマンチックなお祭りです。
周辺にはホテルから民宿、ドミトリーまで宿泊施設がたくさんあります。日暮れから夜更けまで、秋の夜長をじっくりたっぷり味わう夜になりそう。

 

じいじ家

  • 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房67-4[MAP
  • TEL:0997-46-3087
  • 営:11:30~14:00(金、土のみ)18:00~23:00
  • 休:日曜
  • URL:http://ji-jiya.jimdo.com/

屋久島夢祭り

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