
アメリカ南部の地元料理・ガンボ
ガンボとはアメリカ南部の地元料理…
アメリカ南部のミシシッピに行ったとき、ガンボという地元の料理を初めて食べて大好きになりました。
新鮮なオクラを使ってとろみを出し、鹿児島の夏野菜をたっぷり加えたレシピにアレンジしました。

門倉多仁亜の旬を食べるレシピ
- ~材料~(4人分)
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- エビ:8匹
- 塩:少々
- かたくり粉:少々
- ウインナーソーセージ:4本
- トマト:3個
- 玉ネギ:1/2個
- 赤ピーマン:1個
- ナス:1本
- ゴーヤー(小):1本
- オクラ(中):15本ぐらい
- ニンニク:1片
- オリーブ油:大さじ2
- パプリカの粉末(なければカレー粉):大さじ2
- ブイヨン:400ml
- ローリエ(乾燥):1枚
- コリアンダー:適宜
- ご飯:適量
- ~作り方~
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- エビは殻をむいて背わたを取り、塩(分量外)でもんでかたくり粉をまぶし沸騰した湯に入れ、色が変わったらすぐに取り上げて水気を切る。
- オクラはヘタを落とし、3mm幅の輪切りにしてさっとゆでる。
- 玉ネギ、ゴーヤー、赤ピーマン、ナス、ウインナーソーセージは1cm角に切る。ナスは水にさらしてあくを抜く。
- ニンニクはみじん切りにし、トマトは角切りにする。
- 鍋にオリーブ油を熱し③を炒める。玉ネギがしんなりしてきたら④のニンニクを加えて香りを出し、パプリカの粉末大さじ2を加えて香りが出てきたらトマトを入れ、鍋底をこそげ取ってブイヨンを足しローリエを入れる。沸騰したら中火にして15分ほど煮て塩を加えて味を調える。
- ⑤に①②を入れ、温まったら火を止める。
- 器にご飯を盛り⑥をかけて、コリアンダーを添える。
教えてくれた人
料理研究家
門倉多仁亜(かどくら たにあ)さん

ドイツ人の母、日本人の父の間に1966年、神戸で生まれる。父親の転勤に伴い、幼少期は日本、ドイツ、アメリカで過ごす。国際基督教大学卒業後、東京のドイツ系証券会社に入社。鹿屋市出身の夫の留学先のロンドン在住時に、子供の頃から興味のあった料理と製菓を、料理学校ル・コルドン・ブルーで学ぶ。料理教室を開くほか、テレビや雑誌などでドイツのライフスタイル全般を紹介。2009年に夫の実家がある鹿屋市に家を建て、毎月帰省して田舎暮らしを楽しんでいる。