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馬頭 亮太さん | 地域の小さな店のブランド力をデザインの力で育てたい

地域の小さな店のブランド力を育てたい

仕事も暮らし方もクリエーティブに。古民家を再生し「変化し続ける家」を目指す…

◆ON “デザインで地域に貢献”

デザイナーという職業柄、「取り組み方の工夫と環境さえあればどこでも仕事ができる」という働き方を目指していたので東京を離れることにあまり未練はなく、周りの応援もあってUターンしてからも東京の仕事を続けることができました。

どこにいてもデザイナーとして軸になる部分は変わりませんがUターン以来、仕事の幅は広がりました。昔から地域で愛されているのに知名度が低い名産品や、生産規模は小さいけれど出来栄えは秀逸な品などにデザインの力で付加価値を付けて世に出す手伝いをすることが増え、やりがいを感じています。

2013年から続けている「おしかけデザインかごしま」は、県内で活動しているデザイナー有志が手弁当で「呼ばれてもいない街」に押し掛けて、デザインの力で町を元気にしようというプロジェクト。

「おしかけデザインかごしま in 宮之城温泉」ポスター

「おしかけデザインかごしま in 宮之城温泉」ポスター

これをきっかけに行政と協力してガイドマップが作製されたこともあり、仕事と地域の関わりを強く感じています。人とのつながりを大事にしてきたことが、仕事や人間関係の広がりにつながっています。


デザイナー・オンドデザイン事務所代表 馬頭 亮太さん

馬頭 亮太(ばとう・りょうた)さん

  • デザイナー・オンドデザイン事務所代表

1985年生まれ、鹿児島市出身。熊本県の崇城大学芸術学部デザイン学科卒業後、東京の空間デザイン事務所勤務を経て独立。東日本大震災をきっかけに将来の子育てや働き方を考えるようになり2011年5月、25歳の時に家族で鹿児島へUターン。

グラフィックを中心に、媒体を問わず活動を展開。指宿の郷土料理である茶節を幅広く発信する「SUB SOUP」、垂水漁協のびんた煮のパッケージデザインなどを手掛ける。

HP:オンドデザイン

◇OFF “2年半かけて自宅改装”

近くに山があり、子供が遊べる広い庭がある家に住みたいと家探しをしているときに鹿児島市入佐町で築70年・敷地200坪の古民家と出合いました。下見に行くたびに親しく声を掛けてくれる近所の人や環境が気に入り購入しましたが、そのまま住むのは難しい状態だったので自力でリノベーションすることにしました。

解体前の状態

解体前の状態

梁(はり)や障子戸、欄間などの建具は残した

梁(はり)や障子戸、欄間などの建具は残した

コンセプトは、回遊性があり、常に家族の気配を感じられ、機能的でありながら手を加えることで変化していく家。詳細なプランを練り、週末を使って家族や友人など20~30人が関わり、2年半かけて9割方完成し2015年8月に転居しました。構造の隅から隅まで知り尽くしているので愛着はひとしおです。

「田舎暮らし=スローライフ」と思われがちですが実際は真逆で、草刈りやまき割りなどする事は多くハードライフ。一方で早起きして朝ご飯までに一人で釣りに行ったり、吹上浜で夕焼けを見ながら家族とコーヒーを飲んだりととても豊かな時間が過ごせるのも魅力です。将来は町内会やPTAに携わって、皆で何かをするときの旗振り役になれたらと思っています。大人が生活を楽しんでいる姿を子供に見せられたらいいですね。

 

10問10答

Q
大事にしているものは?
A
家族との時間
Q
愛読書は?
A
図鑑・図解書
Q
最近気になったニュースは?
A
フィンランドのベーシックインカム(全ての個人に生活に最低限必要な所得を無条件に給付する政策)導入検討
Q
仕事の息抜きにすることは?
A
まき割り・釣り
Q
仕事中のBGMは?
A
アイリッシュ/ケルト音楽
Q
センスを磨くためにしていることは?
A
いろんな人・物・事を観察する
Q
熱中していることは?
A
趣味の料理。特にビーフジャーキー作り
Q
鹿児島で好きな場所は?
A
吹上浜
Q
尊敬する人は?
A
周囲の人々、特に祖父母
Q
10年後の自分は?
A
今の自分には想像できない人間に成長していたい

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私服=至福の時間

このシリーズは【私服=至福の時間】として、南日本新聞生活情報誌てぃーたいむに掲載されたものです。鹿児島ゆかりの方々に、仕事(ON)とプライベート(OFF)の楽しみ方について話を伺います。

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