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事故でケガ。自分にも過失がある際の治療費は? | 弁護士の法律Q&A

Q

交通事故でケガをしてしまいました。私にも過失がある場合には、治療費も一部は自己負担になるのでしょうか。

A

治療費も過失割合にしたがって自己負担になるのが原則です。ただし、自分の加入している保険を使える場合もあります。

交通事故の被害者は、加害者に対して治療費等の損害について賠償を求めることができます。しかし、被害者にも過失がある場合には、その過失割合に相当する部分の損害は請求できません。あなたの過失が少ない場合には、加害者側の保険会社が治療費等の全額をいったん立て替えてくれる場合もありますが、最終的な示談の際に結局は精算されてしまいます。

つまり、仮にあなたの過失が大きい場合には、治療費の大部分が自己負担になってしまうことになります。治療費だけではなく、休業損害などの損害全体が減額されるので、経済的負担は大変なものです。

このような場合に備え、最近では人身傷害保険が普及しています。これは、自動車保険の特約として付加されるもので、過失割合に関係なく保険金が支払われます。損害算定の基準が異なるため、発生した全ての損害をまかなうことはできませんが、少なくとも治療費・休業損害といった生活に必要な資金は全て手当てされます。

人身傷害保険は、簡単に言えば車両保険の人身版のようなものです。交通事故は常に加害者だけが悪いというものではありませんから、是非入っておくべき特約だといえます。なお、人身傷害保険金を受け取った場合でも、人身傷害保険でまかなえなかった部分は、加害者に請求することができることも多いですので、弁護士へ相談することをお勧めします。

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教えてくれた人

弁護士法人あさひ法律事務所 鹿児島事務所 牧瀬 祥一郎 先生

牧瀬法律事務所
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2017年4月より牧瀬法律事務所に名称変更致しました。過去の事例や費用についてご覧いただけます。
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