頑張る!鹿児島の企業 河内源一郎商店グループ

河内源一郎商店グループ・種麹生産
種麹の生産風景

鹿児島に残りたいけど、働き口がない―。昔からこう言って、たくさんの人が故郷を出て行った。でも、待てよ。果たしてそうだろうか。鹿児島に本社を置き、日本一、世界一の製品を造ったり、オンリーワンの技術で安定した経営を続けたりする企業はある。今話題の働き方改革に積極的な企業もある。今回はそんな企業の中で、霧島市の河内源一郎商店グループを訪ねてみた。

焼酎もマッコリも大半を支える麹屋さん

主力商品

初代河内源一郎が焼酎に適した「河内菌」を発見・分離したことに始まる九州唯一の種麹(こうじ)企業。全国の焼酎メーカーの8割に種麹を供給する日本一企業だ。「河内菌白麹」「河内菌黒麹」「自動製麹(せいきく)装置」の開発など、100年にわたって新たな焼酎文化を築き続けている。

韓国のマッコリにも貢献。戦前、よく働く韓国人の従業員がおり、戦争が終わり、帰国する従業員に初代は「この菌を使ってひと旗あげなさい」と河内菌を渡し、作り方も伝授した。教えに従った従業員は大成功。現在、韓国のマッコリは大半が河内菌を使っているという。

河内源一郎商店グループ・見学コース
河内菌本舗にある見学コース

こんなものもあります

麹の特性を生かして力を入れているのが農業と環境の分野だ。会社でつくる麹菌を使った焼酎廃液を処理する「GENシステム」を開発した。ここから出るフスマ菌から良質な飼料も作り、豚のえさや肥料に利用。「良質な豚が育つ」と国内外から注文がある。

河内源一郎商店グループ・社員のみなさん
九州唯一の種麹企業・河内源一郎商店グループで働く社員のみなさん
河内源一郎商店グループ・牧野利光統括部長

牧野利光 統括部長
会長(山元正博氏)は農学博士の称号を持ち、今も研究を続ける開発好き。だから、社員が「こんなことをやりたい」と言えば、「ノー」とは言わない。チャレンジしたい人にはやりがいがある会社です。

河内源一郎商店グループ・新商品の研究
新しい商品開発のために研究する社員
河内源一郎商店グループ
河内源一郎商店グループ・外観

初代河内源一郎が鹿児島市清水町で創業した河内源一郎商店がルーツ。種麹を全国の焼酎メーカー約200社に供給。醸造機械や麹加工食品、地ビールなども製造・販売する。
設立:1931年
資本金:1億8300万円
従業員:160人
代表者:山元正博
所在地:霧島市溝辺町麓876番地15
グループ会社:河内源一郎商店、源麹研究所、錦灘酒造、霧島高原ビール、河内菌本舗

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